犬・体調管理

愛犬の体調管理


体調が悪くても、人に話して伝えることは不可能です。
目には見えない体調変化を早期発見してあげるには、
日ごろから愛犬の体調変化を気にとめておくことですよね



「はかる」でわかる!愛犬の体調変化



1)飲んだ水の量−<測定:1週間に1回程度>
  1. ボウルに水を入れるときに、決まった量を入れます。
     愛犬専用のカップを用意し、印をつけると便利でしょう。

  2. 水を取り替える時に、飲み残した水を計量カップに移します。

  3. @とAの差が飲んだ量、もちろん蒸発した水も含まれてはいますが、
     おおよそは十分チェックできます。1日分の合計量をメモ。

    うちでは、ペットボトルを使っています。
        ペットボトルにいつも同じ量を与えるようにラインを引き、
        毎日同じ時間帯に水をとりかえるようにして、どれくらい水分を
        とったのか目安をみるようにしています。

 何がわかる??

飲水量の変化で重要なのは、少しずつ増えてきた時。糖尿病や副腎皮質機能更新症、
腎臓病などの可能性が考えられます。
このような病気は他に目立った病状が見られない場合が多く、発見が遅れやすい病気です。
しかし、病気以外の原因も!?フードやおやつを変えて塩分摂取量が変わっていたり、
運動量が増えていたりということも。
いずれも当てはまらないときは念のため受診してみてもよいかもしれません。  



2)体重−<測定:1ヶ月に1回> 
  1. 犬を抱っこして体重計に乗ります。

  2. 自分の体重をチェックします。@とAの差が愛犬の体重です。

 何がわかる!?

食欲がなくない、食べる量が減った場合は病気の可能性もあり、飼い主も気がつきやすいです。
体重でチェックしたいのは、食べる量は変わっていないのに、体重が変化していないか?ということ。
同じ量を食べているのに体重が増えてきたら、甲状腺機能低下症。減ってきたら、心臓や腎臓の障害、
悪性腫瘍の可能性もあります。
体重が変化したら、食事・おやつの量、同じフードでもカロリーが変更されていないか、
運動量が変わっていないか等を確認し、思い当たらなければ受診してみてもよいでしょう。



3)体温−<測定:おかしいな?と思ったとき>
  1. ふだんは手でチェックしてあげましょう。
     前足のつけ根、後ろ足のつけ根、耳の中など、
     被毛が少ないところが良いです。
     普段より熱く感じないかチェックしましょう。

  2. おかしいと思ったら体温計で計りましょう。
     正確に測りたいときは肛門に体温計を入れて直腸温を測定します。
     皮温より0.5℃程度高くなります。

 何がわかる!?

犬は調子が悪くても周囲に知られないようにしていることがあります。
そんな時は飼い主さんがいち早く、「いつもと違うな」と気づいてあげることが大切。
触ったときの感覚は季節によって違うので、各季節の感覚を覚えておくと良いでしょう。 



「オシッコ」でわかる!愛犬の体調変化

まずは愛犬の状態をみるためにチェックシートで・・・。


1)色−濃すぎず淡い黄色が正常、薄すぎるのも要注意!!
  • 赤みを帯びている。
     血が混ざっている場合がほとんど。
     オシッコシーツにしたものなら血のあとが残っている。

  • いつもより濃い黄色。
     黄色が濃くなると肝臓疾患の疑いも、もしウイルス性の肝炎だとしたら、
     犬は元気がなくなるはず。

  • 薄く無色透明。
     腎臓機能の異常が原因の可能性も。

  • 白く濁った色。
     腎臓で毒素を凝縮した尿が作られなくなり、白くなる。

  • キラキラ光る
     結石のもとになる結晶が光っていることも。



2)ニオイ−意外に気づきにくいニオイ、「におわない」も危険信号のひとつ。
  • アンモニア臭が強く臭い。
     ふだんよりニオイがきついかな?と感じるくらいでも病気のサインが・・・、
     顔を近づけて嗅いでみて。

  • 無臭。
     オシッコは臭いのが正常。腎臓が正常に働いていない可能性も。



3)量・回数−愛犬の排泄のタイミングを意識しておくと気づきやすいでしょう。
  • 回数が増える頻尿。
     1日3〜4回くらいが平均。少量の尿を何回も出すのは、
     結石があって尿がでずらい可能性も。

  • 1回の量が増える多尿。
     大量の水を飲んでいればもちろん増えます。糖尿病や尿崩症など、
     たくさん水を飲みたがる症状の病気の可能性も。

  • あまり量がでない。
     結石によって尿道が閉塞してしまった状態になるのが原因となることも。


4)姿勢−排泄時、痛がっていないか、垂れ流していないか?
  • 排泄の時痛がる。
     尿道に結石がある場合、炎症を起こしてしまうので、
     尿が尿道を通過するときに痛みを伴います。
     膀胱にある場合はそれほど痛がりません。

  • おもらし・垂れ流し。
     トイレ以外でオシッコをしたり、尿がいつも垂れている状態。
     垂れ流しは泌尿器自体に 異常がある場合や、
     もともと先天的な疾患をもつ犬もいます。


<<そこで!!>>


オシッコに異常を感じたら・・・。

  • 家での対応
     もし、チェックシートで1つでもあてはまる項目があれば、
     もう一度他の項目にも目を通してください。
     1つの病気でも症状は複数あるものもあるからです。
     トータルで観察することが、早期発見で重要となってくるでしょう。

  • 病院で対応
     ちょっとした変化に気がついたら、排泄直後の尿を見てさらに観察を、
     そこでおかしいと考えたら病院を受診させてあげましょう。


常に愛犬の体調を気にかけていてあげれば、
急な体調変化にもあわてず、また動物病院での対応もしっかりできますよね。




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