犬・老化
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犬の老化は『7才』『10才』『13才』が節目となります。
この3つの年齢を境にいろいろと症状が出てくることが多いです。
もちろん、老化の症状や速度は犬によって違いますが、心構えはしておきましょう。
それでは、年齢別に老化の現象をみていきましょう。

7才
人間だと44才くらいになり、犬の老犬ライフの始まりです。
このころから、食事を増やしていないのに体重が増えてくることもあり、白髪が目立つように。
元気そうに見えても、心臓・腎臓・肝臓など、内臓が衰えはじめます。
また、基礎代謝も落ちてきて太りやすくなるので、肥満に注意が必要です。
こんな症状が
なぜ太るのか?
- 筋肉量が減り、基礎代謝が低下。
- 体力が落ちて運動量が低下。
こんな時は食事内容をシニア用に変えましょう。
犬の状態を間違って、ただの肥満だと思い、フードの種類を変えず量だけを減らすと、
拾い食いなどの問題行動につながることもあるので注意が必要です。

10才
人間だと56才くらいに。
このころになると、ガンを発症したり、関節痛などの痛みを伴う症状も増えてきます。
しかし、飼い主が「もう年だから」と諦めてしまうことも。
老化か病気かの見極めも大切な時期になります。
こんな症状が
なぜガンになりやすいのか?
犬も10才を過ぎると、体内の異常細胞の増殖を抑える体の働きが衰えるために、
ガンを発症しやすくなりのです。予防については、去勢・避妊が効果的といわれています。
たとえばメスの乳腺腫瘍では、最初の発情前に不妊手術した場合では、
していない場合の0.5%の割合でしか発症しません、
オスの場合でも肛門周囲腫瘍にかかりにくくなるといわれています。
治療では状況に応じて、手術や抗ガン剤・放射線治療などが施されます。
また、全身に老化の現象が現れることもあります。
- 関節
体のあらゆる箇所に現れ、軟骨が減って炎症を起こし、慢性的に痛みを感じいるため、
なでようとすると遠ざかり、触られるのを嫌がって攻撃的になることもあります。
- 内臓
心臓・腎臓をはじめ肝臓など、さまざまな内臓疾患は症状が慢性化してくることがあります。
- 耳
飼い主が近づいた時に突然吠えることがあります。
今まで音で感じていた気配を感じ取れなくなっているので、ビックリして吠えるのでしょう。
なので突然吠えるのは聴力衰えのサインと思ってよいでしょう。
- 目
眼球が白く濁り、目の表面が濁ってきます。
物にぶつかったり・段差でつまづくようなことがあれば、かなり視力が下がっているでしょう。
- 歯
以前よりも強く口臭を感じ取れるようになったら、歯周病が進んでいるでしょう。
さらに進むと歯茎が腫れて出血したり、歯がぐらぐらして抜け落ちていきます。

13才
人間だと68才くらいになり、体の衰えの他に気力の低下・痴呆などが心配されます。
このころになると、歯が抜けてそれまでのフードが食べられなくなったり、完治しない病気にかかったりと、
介護や助けが必要となってくることが多いです。
こんな症状が
- 歯が抜ける
- 耳が遠くなる
- 歩けなくなる
- 痴呆
- 失明
痴呆とは?
- 壁や暗闇を見つめていることが多い。
- 隙間に頭を突っ込み。それまでまだ前に進もうとする。
- 夜間に家の中を徘徊したり吠えたりする。
- 飼い主がわからなくなり、呼び声にもこたえない。
- トイレの場所がわからなくなる。
などの症状がみられたら、痴呆の可能性があります。
特に、柴などの日本犬、屋外で飼っている、留守番が多い犬などに多いといわれています。
予防は愛犬と積極的に触れ合う事がいいとされています。
根本的な治療は難しく、症状をやわらげる治療を行っていきますが、
まずは痴呆をよく知っていくことが大切といえるでしょう。
健やかな老齢期を過ごすために子犬のころから気をつけたい事
- スキンシップ
犬の全身を隅々まで触ってスキンシップをつることで、太った・触ると痛がるなど、
体調の変化に気がつきやすくなり、症状が進む前に対応することができます。
また、耳や歯の汚れ、目ヤニ、目の色の変化にも気を配っていきましょう。
- 充分な運動
若い頃から充分な運動をし、筋肉が多く太りにくい体を作ってあげましょう。
肥満による病気や、関節疾患の予防にもなり、足腰が衰えるのを遅らせることもできます。
太っていなくても筋肉の少ない体だと、関節に負担をかけていることもあります。
- 食生活
食事の時間はきちんと決めて規則正しく、適正な量を与えて上げましょう。
おやつや人間の食事によるカロリーや塩分・糖分の取りすぎは肥満や老齢期の病気を招いてしまいます。
- 定期健診
1年に1回、予防接種を受けるときに定期健診を受けておくと良いでしょう。
特に5才をすぎてからは必ず年1回は健診を受けましょう。
高齢になってくると、老化なのか病気なのか見分けが難しい症状も出てきます。
安易に年だからと決め付けずに受診することが、愛犬の長生きにもつながってくるでしょう。
- 歯磨き・爪切り
歯周病が進むと、歯が抜けたり、口腔内に痛みが生じ食事を取りずらくなったり、
体力が衰えてしまいます。子犬の頃から歯磨きを習慣にしてあげましょう。
また、高齢になって散歩の量が減ると、爪が伸びて折れやすくなることも、
爪切りも習慣にしておくと更に良いですよね。
- 屋内での排泄
外でしかできないと、歩けなくなった時に大変です。
外で排泄したいのに出来ないとなると、犬は非常にストレスを溜め込んでしまいます。
また、腎機能が低下し、排泄の間隔が短くなると、
そのたびに連れ出さなくてはいけない飼い主も大変。
屋内での排泄はぜひともしつけておくと良いでしょう。

常に愛犬の状態を観察し、把握しながら
愛犬の健やかな老犬ライフを応援してあげられたら良いですよね。 |
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